東野こども園みどり組勢ぞろいの場

見得(みえ)を切る東野こども園みどり組の園児たち
11月26日、東野こども園の保育参観日に合わせ、地元の東野歌舞伎保存会に指導してもらった歌舞伎を、年長児5人が保護者に披露しました。
東野地区は江戸時代から地歌舞伎が根付き、平成になってからは保存会が結成され公演が行われてきました。東野小学校には地歌舞伎のクラブがありますが、入ることができるのは4年生から。もっと早くから地歌舞伎に親しんでもらい、地元の伝統芸能を盛り上げたいという保存会の願いにより、初めてこども園で歌舞伎指導が行われました。
歌舞伎の演目の一つである「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」(通称「白浪五人男」)を模して5人の年長児が勢ぞろい。蛇の目傘を持って舞台に上がると「待ってました!」と客席の保護者から声が上がりました。園児は一人ずつ「問われて名乗るのもおこがましいが」と自分で考えたせりふを披露。住んでいる地区と、頑張っていることや好きな遊びなどを歌舞伎特有の口調で話し、最後に同保存会の渡辺会長が鳴らす「ツケ」に合わせて見得(みえ)を切りました。
役者顔負けの見得と口上を披露した子どもたちの姿に、保護者からは惜しみない拍手が送られました。


リズム「こどもカブキ」を披露
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更新日:2021年11月26日