クリ農閑期にトマトを栽培


冬から夏にかけてのクリの農閑期にトマトを栽培し、年間通じて安定的な所得を確保する取り組みが、株式会社恵那川上屋の関連会社である株式会社恵那山ファームで行われています。
市ではこの取り組みを、農業活性化計画に位置付け、補助金を活用して低コスト耐候性ハウスの整備を行ってきました。12月2日には市長がハウスの視察に訪れ、収穫したトマトの収穫報告が行われました。
ハウスは3月に完成、3万本の冬春トマト「フルティカ」が栽培され、収穫が始まっています。同社では、糖度7度以上をお菓子のように甘いという意味で「おかしなトマト」と名付け、11月から川上屋5店舗で販売を開始しました。
トマトを味見した市長は「とても甘くておいしい」と感心し「この新たな挑戦により農業が生業として成立することを示し、新規就農者や若い移住者が増えることを期待している」と話しました。
高齢化や担い手不足により、市の特産品であるクリの生産存続が危ぶまれる中、市ではこの事業をモデルとして、地域の中心的な担い手の育成や、新規就農者や移住者の獲得につなげます。
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更新日:2021年12月03日