1年ぶりの恵那まちなか市が開催

　12月4日、昨年12月以来1年ぶりとなる恵那まちなか市が開催され、楽しみにしていた市民らでにぎわいました。

　恵那まちなか市は、地元商店街や商工会議所が中心となって恵那駅前周辺で開催している恒例のイベント。例年は季節ごとに年4回開催していますが、新型コロナウイルス感染症の影響で本年は春と夏の開催を中止し、昨年に引き続き冬の開催だけとなりました。

　この日は、時折細かい雨が降る肌寒い日でしたが、開始と同時にイベントを待ちわびた多くの人が訪れ、大道芸やキッチンカー、パンや菓子などの屋台、体験コーナーなどに列ができていました。感染症対策として各店舗に消毒液が設置され、また屋台で買った物の食べ歩きも禁止され、ボランティアの中学生がボードを掲げて通りを行き来して注意を促していました。

　中山道大井宿広場には、翌日に行われる自動車ラリーPRのためラリーカーが並び、親子連れらが運転席に乗って記念撮影する姿が見られました。また、CSF（豚熱）で打撃を受けた市内産豚肉をPRしようと、駅前周辺の6店舗が豚肉料理を提供し、テークアウトする人も多くみられました。