おひねりが飛んだ! 山岡中学校生徒による歌舞伎
12月5日、山岡農村環境改善センターで山岡町芸能文化発表会が行われました。山岡町では、毎年秋に文化祭、冬に歌舞伎公演を開催していますが、新型コロナウイルス感染症の影響で今年は中止。そこで、子どもたちの発表の場を作りたいと、山岡地域自治区運営協議会が、今回初めて芸能文化発表会を企画しました。
この日は、山岡こども園の園児による遊戯、小学生による切り絵作品などが展示された他、中学生が総合学習で学んだ絵手紙、書道、陶芸、茶道、弓道、和太鼓、歌舞伎の学習成果を発表。訪れた約500人の町民らは、多彩な活動発表を楽しみました。
歌舞伎の発表では、ステージで『寿曽我対面』を披露。コロナ禍で思うように練習ができなかったと言うものの、堂々とした演技とせりふ回しで、観客を魅了していました。感染症対策で大きな声を掛けることができないため、観客は生徒の名前を持ったボードを掲げるなどして応援し、見えを切った場面ではおひねりを投げるなど、ステージと一体となって楽しみました。




更新日:2021年12月06日