市消防団を長年けん引、秋の叙勲を受章

更新日:2021年12月10日

瑞宝双光章を受章した伊藤春正さん(中央)

 元市消防団長の伊藤春正さん(武並町)が、令和3年秋の叙勲で瑞宝双光章を受章。12月10日、報告のため市役所を訪れました。

 伊藤さんは、昭和55(1980)年に市消防団へ入団。武並分団長を経て、平成14(2002)年度に市消防団長就任すると、10年にわたり消防団をけん引しました。団長在任中には、平成15年に三郷町で発生し、火災戦闘が3日間に及んだその他火災や、平成18年に明智町で発生した倉庫火災など、大きな災害で陣頭指揮を執りました。また、平成16年の市町村合併では、消防団の再編成に尽力し、現在の市消防団の礎を築きました。これら多くの功績が評価され、平成20年には藍綬褒章を受章しました。

 このたびの受章について、伊藤さんは「在任中には、災害や火災など多くの経験をしたが、市町村合併が一番記憶に残っている。6市町村の消防団を1つにまとめることは簡単ではなかったが、関係者の協力で乗り越えられた。女性消防隊の全国大会優勝も印象深い。受章できたのは支えてくれた皆さんのおかげです」と喜びを話しました。

 報告を受けた小坂市長は「私自身、元消防団員の一人として大変にお世話になりました。長い間、地域の安心と安全のために汗を流していただき感謝します。多くの皆さまが認める功績です。受章おめでとうございます」とお祝いを述べました。

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