オリンピアンに習う「かけっこ」の基本
12月11日、元オリンピアンで中京大学陸上競技部の副部長を務める青戸慎司さんによる「かけっこ教室」が、まきがね公園体育館で開催されました。青戸さんは、陸上100メートルの元日本記録保持者。ソウル(1988年)、バルセロナ(1992年)両五輪に陸上短距離代表として出場し、バルセロナ五輪の400メートルリレーで第一走者を務め、60年ぶりに6位入賞を果たしました。1998年にはその脚力を生かし、長野冬季五輪のボブスレー代表にも選ばれ、日本人男子初の夏冬五輪出場選手になった方です。
この日は、市内の小学生とその保護者ら189人が参加。小さな子でも楽しめるようにと、ウオーミングアップや筋力トレーニングに遊びを取り入れ、楽しく汗をかきました。「生卵を割らないくらいの力で手を握り、腕を振る高さは目の高さまで」など、青戸さんが走り方のコツを丁寧に指導。児童らは、青戸さんの説明を聞きながら跳んだり走ったりと、あっという間の2時間でした。
大井第二小学校5年生の鈴村奈央さんは「青戸先生の説明がとても分かりやすかったです。習った走り方を、学校で実践してみたい」と、笑顔で話しました。
かけっこ教室に先立ち、「継続は力なり」と題した青戸さんの講演会も開催。参加した市内で運動を教える指導者ら130人は、「基礎の大切さ」「能動的学習の重要性」など、青戸さんの話に熱心に耳を傾けていました。
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更新日:2021年12月13日