普段は見れない本をたくさん借りたよ

更新日:2021年02月22日

閉架書庫で本を探す親子

 市中央図書館で2月21日、普段入ることができない閉架書庫で本を借りることができる、閉架書庫大開放祭がありました。

 市中央図書館には約24万冊の蔵書があり、うち14万冊ほどが図書館の本棚に並べられています。2階の閉架書庫には、本棚に並べることができない本や、古くなったり破れたりした本が保管されています。

 このイベントは、平成30年から毎年1回行われているもので、1組30分間の予約制。今年も予約枠いっぱいの全10組の申し込みがありました。

 長島町から親子4人で参加した加藤奈生(なお)さんらは、本の分類や書架の動かし方などの説明を受けた後、思い思いに本を選びました。奈波(ななみ)さん(12歳)は小説などを、宗磨(そうま)くん(6歳)は鳥の本などを選び、貸出用の本を入れる籠に次々と入れていきました。

 奈生さんによると、奈波さんは本が大好きで「寝る間も惜しんで読むほど」。この日のイベントも、学校で配られたチラシを見て奈波さんが行きたいと言ったとのことで、「閉架書庫には初めて入りました。なかなか入れない場所なので、親子で貴重な体験ができました」と感想を話しました。

閉架書庫で本を探す参加者2
閉架書庫で本を探す参加者3
閉架書庫で本を探す参加者4
閉架書庫で本を探す参加者1

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