44人の「発酵食品ソムリエ」が誕生

発酵食品の魅力や知識、歴史や文化を学ぶ全12回の講座「発酵の学校」が終了し、10月9日、修了式が開催されました。

修了式では、同学校校長の小泉武夫氏から「発酵食品ソムリエ認定証」が授与され、44人の受講生がソムリエに認定されました。

小泉氏は「今までに認定された方の中には、発酵カフェを開いた方や起業した方もいる。皆さんもこの認定を大いに活かしてください」と、受講生の今後の活躍に期待を寄せました。

受講生を代表して、明智町の水野琴美さんは「発酵をいろいろな角度から学ぶことができて楽しかった。今後、学んだことをより多くの方に広める活動をしていきたい」と感想を述べました。

その後、小泉氏と小坂市長による発酵対談が行われ、小泉氏から、千葉県神埼町や沖縄県石垣市、岩手県陸前高田市など、発酵のまちづくりに取り組む先進地の事例が紹介されました。小坂市長は「今回の講座で、恵那には魅力的な発酵食品が多くあることを再認識しました。市としても発酵という切り口で、市民の皆さんと一緒に新たなチャレンジをしてきたい」と話しました。

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