理解を深め、選択肢を増やす　職業講話

　10月11日、恵那南部地区5中学校と東京の企業とをオンラインでつないだ職業講話が開催されました。市と民間企業との人事交流のつながりを生かし、東京に本社を置く企業の方から、働くことの意義や仕事を選ぶことの苦悩などの話を聞き、職業に対する考え方を深めることを目的としています。

　この日は、東京都目黒区に本社を置く、株式会社ホリプロの経営管理本部人事部の藤本千春さんから、エンターテインメント業界の仕事について話を聞きました。約20分間の講話では、ホリプロの業務内容や、エンターテインメント業界に入るために必要なことなどを生徒たちに講議。「エンターテインメント業界では今どんなことが流行っていて、これから何が流行りそうなのか常にアンテナを張ることが大切です。広告やドラマなど、多くの人の目に触れるものを作り、影響を与えていると感じることがやりがい」という藤本さんの話を、生徒らは真剣なまなざしで聞いていました。

　質疑応答の時間では「芸能人と友達になれますか。職場の人はいい人ですか」など5中学校から出た率直な質問に、藤本さんが丁寧に答えました。

　岩邑中学校2年生の安藤伶（れい）さんは「ホリプロという会社がどんな仕事をしているか分かりました。進路を考えるきっかけになって良かったです」と話しました。

　13日には、東京都品川区に本社を置く日本航空株式会社ESG推進部社会貢献グループの西牟田智美さんが講話をします。