地元企業を探検して仕事を体験

更新日:2022年10月14日

 どのような仕事があるのか、そこでどんな仕事をしているのかを、実際に見て、体験して、学んでもらおうと、企業と行政、学校が連携した「えーなお仕事探検隊」を今年度から実施しています。小学校5・6年生を対象に、地元の身近な企業を訪れることで地元企業の魅力や働くことの意義を知り、将来の選択肢を増やすことを目的としています。

 10月14日、三郷小学校6年生17人が「えーなお仕事探検隊」に参加しました。訪れたのは地元三郷町で製造業を営むユニオン機工株式会社。児童たちは事前学習として企業研究をし、今回の訪問に備えました。

 まずは事業内容などの説明を受け、早速製造の現場を見学。耳栓をしなければならないほど大きな音がする工場に驚きながらも、製造された製品を実際に手に取ったり、自動で製品を組み立てていく機械に見入ったりしていました。

事業内容の説明を聞く児童

事業内容の説明を聞く児童

良品と不良品の違いを目を凝らして探す児童

良品と不良品の違いを目を凝らして探しました

 工場見学の次は、製品に不良品が含まれていないかチェックする機械の操作体験を行いました。事前にしっかりと説明を受け安全を確保し、普段の企業見学では触ることができない機械を操作。どうしてこのチェックが必要なのか、なぜ機械を操作するときに両手でボタンを押さなければならないのかを、児童たちは見る、聞くだけでなく実際に触って体験することで、仕事や社会の仕組みを学習しました。児童から、入社するときに何か資格が必要なのか、不良品をゼロにすることはできないのか、といった鋭い質問が出るなど、仕事に対する理解と興味を深めていました。

 「えーなお仕事探検隊」に参加した三郷小学校6年生の市川遥也(はるや)君は「圧縮した空気を送り込むことで、不良品を見つける機械の操作体験ができて楽しかったです。将来なりたい職業とは別の、新しい世界を体験できました」と笑顔で話しました。

 今年度の「えーなお仕事探検隊」は試行段階ですが、来年度以降、市内全小学校を対象に続けていく予定です。

カップのふたを付ける機械を見つめる児童

紙のカップに自動でふたを付ける機械

不良品チェックの機械を操作する児童

両手でボタンを押して機械を操作

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