笑顔がいっぱい オリンピアンが教えるかけっこ教室

更新日:2022年11月07日

かけっこ教室の様子

 11月5日、まきがね公園体育館で、元オリンピック選手で陸上競技100メートル元日本記録保持者の青戸慎司さんによる、かけっこ教室が開催されました。

 青戸さんは、バルセロナ五輪の400メートルリレーで第一走者を務め、60年ぶりに6位入賞を果たした方。1998年の長野冬季五輪では、その脚力を生かしボブスレーの日本代表にも選ばれ、日本人男子初の夏冬五輪出場選手になったオリンピアンです。現在は、中京大学陸上競技部で副部長をされています。

 このかけっこ教室は昨年初めて実施し、参加した児童や保護者からとても好評でした。本年は、市内の小学生とその保護者177人が参加。ストレッチや筋力トレーニングなどで体をほぐした後、青戸さんが「姿勢が大切。腰をピンと伸ばそう。正しい姿勢になるとしっかり地面を蹴ることができる」など、早く走るコツを伝えました。児童らは、説明を聞きながら跳んだり走ったりして、楽しい時間を過ごしました。

 長島小学校5年生の横家早瑛(さえ)さんは「青戸先生が走り方を優しく教えてくれて、分かりやすかった。少し早く走れるようになったと思う」と笑顔で話しました。

 かけっこ教室の後には、保護者を対象に「子どもへの接し方」についての講義も行われました。子どもの話を聴く時は相づちをしたり共感したりと全身で聞くことや「なぜ、できないのだ!」という声掛けは、子どもに諦めの心を芽生えさせてしまい、自信をなくすことに繋がるので使わないなど、参加した保護者は青戸さんの話に熱心に耳を傾けていました。

ウオーミングアップの様子
かけっこ教室の様子

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