ラリーのスピード感を水墨画で表現、WRC開催を記念して市に寄贈

更新日:2022年11月08日

水墨画を寄贈する可知さん
 フォーラムエイト・ラリージャパン2022の開催を記念し、三郷町出身で現在は中津川市に住む水墨画家、可知凛花(りんか)さんが制作した水墨画が、11月8日、市に寄贈されました。
 可知さんは「いろいろな題材が描きたいと思っていた」とラリーを題材に選んだきっかけを話し「自分ができるのは水墨画なので、自分のできることで、ラリーが少しでも盛り上がるといいと思って描きました」と、絵に込めた思いを話しました。
 描かれたのは、砂埃(ほこり)を舞い上げながら市内を疾走するラリーカー。墨の濃淡で砂埃を描き、ラリーカーのスピードを表現しました。小坂市長は、その躍動感に感心しながら、「ラリーが絵になったことは今まであまりありません。すばらしい水墨画にしていただいたので、海外から来る方にも喜ばれるのでは。ぜひPRに使わせていただきます」とお礼の言葉を述べました。
 市では、11月10日(木曜日)に開幕するWRC世界ラリー選手権に合わせ、市役所玄関ロビーに展示する予定です。
絵の傍らでラリーの応援旗を持つ可知さん

 可知さんは、6歳から書道を続ける中、23歳で水墨画と出会いました。伝統的な「南画」の技法を学んだ後、水墨画家として活動。自宅で水墨画を教えたり海外の生徒へのオンラインレッスンをしたりと、活動の幅を広げています。

 今後、渋谷スクランブルスクエアや名古屋三越の他、恵那文化センターでも個展が予定されています。


 

FORUM8 RALLY JAPAN2022

 愛知県と岐阜県を舞台に、11月10日(木曜日)から開催されるフォーラムエイト・ラリージャパン2022。市内も走行コースの一部となっています。ラリーカーが市内を走行するのは、13日(日曜日)です。

 観戦エリアはチケットが完売していますので、誰でも入れるリエゾンでお楽しみください。リエゾンの場所やイベント情報など、詳しくは「恵那ラリージャパン情報」ウェブサイト(観戦エリア情報のページ)で確認ください。

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