明知鉄道を応援したい　恵那南高等学校がポスターを制作

　12月11日、恵那南高等学校生徒会役員が明知鉄道応援プロジェクトで制作したポスターが完成し、披露会が行われました。このプロジェクトは、明知鉄道を題材にしたポスターを制作し、明知鉄道を応援することや、地域の魅力を再発見することを目的にしています。これまでに、ローカル線応援プロジェクトの先進校である、浜松学芸高等学校と三重県立白山高等学校と協働プロジェクトを組んでオンラインで交流し、ポスターの作成方法を考えてきました。10日には、3校の生徒らが集まり、出し合ったアイデアを基に明智駅、山岡駅、岩村駅、飯羽間駅、阿木駅で実際に写真を撮影し、編集作業を行いました。

　発表では明知鉄道の概要や、各高校が今回の活動を通して感じたことなどをプロジェクターを使って紹介しました。「青春と日常に溶け込む」をテーマ制作されたポスターは5種類。撮影した約1,500枚の写真の中から生徒らが写真を選びました。明智駅では、一人で好きな人を待つ女子高生や夕焼けの中、飯羽間駅で好きな人に告白できないでいる高校生などを表現し、それぞれキャッチコピーが添えられています。

　生徒会長の松井聖弥（せいや）さんは「活動をしていく中で、明知鉄道が地域の方の移動の手段として大切な存在だと分かりました」と話しました。

　今回制作したポスターは、駅の待合室に飾るなど、活用方法を検討しています。

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