快適な避難所へ、子どもたちが市に提案
12月9日市役所で、快適な避難所をテーマにしたプレゼンテーションがあり、実際に避難所設営訓練を体験した4校の児童生徒が、避難所の改善点などを市に提案しました。

(武並小学校の発表)

(恵那東中学校の発表)
三郷小学校では、5・6年生が避難所設営訓練を体験。ダンボールを活用し快適に過ごすための工夫を発表しました。さらに、自分たちでも避難所では高齢者の手助けや小さな子の遊び相手、トイレ掃除などができることに気付き、避難してきた人が協力してできることがたくさんあると伝えました。

(三郷小学校の発表)
大井第二小学校は、5年生が4つのグループに分かれて避難所設営を体験。各グループで「大人も子どもも安全に」「どんな人でも心地よく」などとテーマを決めて取り組みました。その中から、赤ちゃん用のベビーベッドを作ったり、一人になれる空間を作ったりと、さまざまな配慮を提案しました。

(大井第二小学校の発表)
小坂市長は発表を受け、どの学校も素晴らしい提案だったと感謝し、「自分の場所が確保できる配慮が必要という提案もあれば、共有スペースで交流することが必要という提案もあった。一見真逆のようだが、避難所にはいろいろな立場の方がおり、さまざまな視点が大切だと気付かされた」と話しました。
また、今後について「市としてやるべきことを考え、すぐにできることは対応し、訓練や人材育成は防災会議に提案するなど、皆で取り組める仕組みを作っていきたい」と話しました。

(他校の発表を真剣に聞く)

(市長が講評を述べる)
武並小学校6年の足立大河(たいが)さん、伊藤紅葉(くれは)さん、千邑歩(ちむらあゆむ)さん、前田七海(ななみ)さんは「クラスで話し合って、出た意見を自分たちでタブレットにまとめました。練習もたくさんしたので、上手く発表できてよかったです」微笑みました。
三郷小学校6年の岩下心々彩(ここあ)さんは「他校の発表では、トイレの荷物置き場の位置など、自分たちが考えなかったこともありました。今後私たちも取り入れて、よりよい避難所になるように考えていきたいです」と話しました。
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更新日:2022年12月11日