マルチディスプレイを通じて遠隔交流
恵那南地区5中学校の生徒会による遠隔交流
市では、小規模校の多い恵那南地区の5中学校(岩邑・山岡・明智・串原・上矢作)の生徒が、オンラインで交流や学習ができるよう、マルチディスプレイなどを常設した遠隔交流教室を整備してきました。2月21日には、その教室の完成に合わせ、5中学校の生徒会による遠隔交流と、合同授業が行われました。

生徒会の遠隔交流には、各校から生徒会役員が3人ずつ参加。「遠隔交流教室で交流できそうなこと」をテーマに、意見交換を行いました。参加した生徒から、「定期的に他の学校とオンラインで授業を行いたい」「恵那南地区だけではなく、他の地域にも広げたい」「恵那南地区の中学校は部活が少ないので、オンラインを活用してeスポーツ部などを創設したい」など、活発な意見が飛び交いました。
ホスト校の上矢作中学校で交流会を視察した小坂市長は「皆さん一人一人は別の場所にいるけれど、気持ちや思考は同じにしたいという思いでマルチディスプレイなどを整備してきました。今は恵那南地区の5中学校ですが、これを市外・日本全国・世界へと広げていきたいと思います」とメッセージを送りました。
上矢作中学校と串原中学校が遠隔で合同授業
生徒会の遠隔交流に続き、上矢作中学校1年生12人と串原中学校1年生3人が、遠隔で数学の合同授業を行いました。マルチディスプレイに映し出される問題に対し、両校の生徒は各自のタブレットを使って解答。その解答がマルチディスプレイに表示され、各生徒がどういう考え方をしているか、一目で分かる仕組みになっています。
市では、来年度以降、学ぶ意欲の向上や創造性を育むため、VR(バーチャルリアリティ)などの最先端技術に触れる事業を実施していく予定です。

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更新日:2022年02月22日