ピカピカの歯が学校の宝物、上矢作小学校が全国表彰

　上矢作小学校が令和3年度全国健康づくり推進学校優秀校として、公益財団法人学校保健会から表彰され、2月25日、同校で伝達式が行われました。

　同校は歯と口の健康づくりに力を入れており、「ピカピカコンテスト」などの児童会活動やPTA活動、学校歯科医と連携した取り組みなど、学校と地域が一体となって、平成6年の開校以来ずっと活動してきました。

　伝達式では、児童会保健委員会を代表して6年生児童が、教育長から賞状とトロフィーなどを受け取りました。児童らは「こんな表彰されてすごいことだと思う。歯の健康の取り組みはずっと続けてきたので、これからも続けていってほしい」と話しました。

　コロナ禍のため、給食後の歯みがきは飛まつを飛ばさないようにしたり、こども園を訪問して児童が園児に歯みがき指導をする訪問活動ができなかったりして、思い通りに活動できない面も。しかし、学校の朝活動で行っていた歯垢の染め出しを各家庭で行うなど、さまざまな活動を工夫して続けています。

　同校の細江校長は、「本校は開校当時は歯と口の健康状態が悪く、何とか改善しよう、日本一の学校にしようと、活動が始まりました。当時の関係者の願いがかないました」と喜びました。