次米みのりまつりの山車を保管する倉庫が完成

更新日:2022年03月12日

 恵奈の里次米みのりまつり実行委員会が、献納行列などの行事に使用する山車及び衣装を保管するための格納庫を整備し、3月12日、竣工式を行いました。

 同実行委員会では、奈良県明日香村の飛鳥池遺跡で見つかった木簡に、677(天武6)年に恵奈の米が「次米」として朝廷に献上されたことが記されていたことにちなみ、古くから伝わる恵那の米文化を次世代に伝えていくことを目的に「恵奈の里次米みのりまつり」を実施しています。

 毎年秋、みのじのみのり祭で実施している献納行列に使用する山車は、これまで正家廃寺跡にあった倉庫に保管されていましたが、正家廃寺が国指定史跡となり倉庫を撤去したため、正家区防災倉庫に保管していました。今回、公益財団法人伊藤青少年育成奨学会や恵那社会福祉事業協力会などから助成を受け、斎田入口付近に新たに格納庫を整備。工事は委員らがボランティアで行いました。

 この日は、実行委員らが山車を運び入れ、看板の除幕式を行いました。同委員長の河村尚徳(なおのり)さんは「念願の山車庫が完成し、無事に運び込むことができました。これを契機に祭りが盛大になること、また、末永く続くことを願っています」と話しました。

序幕をする実行委員ら

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