2050年目標達成に向け「ゼロカーボンシティえな」を宣言

更新日:2022年03月24日

地元産間伐材で作られた宣言文の銘板を除幕する出席者

 近年の気候変動問題は、国際社会が一体となって直ちに取り組むべき重要な課題です。2015年に合意されたパリ協定では、世界共通の長期目標として「世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2度より十分低く保つとともに、1.5度に抑える努力を追求すること」 が掲げられています。さらに日本は、2030年度において、温室効果ガス46パーセント削減(2013年比)を目指すこと、さらに50パーセントの高みに向けて挑戦を続けることを表明しました。

 市では、こうした状況を踏まえ、本市の自然的・社会的条件に応じて、温室効果ガスの排出の抑制などを総合的かつ計画的に進めるため「恵那市地球温暖化対策実行計画」を今年度策定しました。今後は、本計画に基づき、2013年に市全体で551,674トン(推計)だった二酸化炭素の排出量を、製造業への排出削減要請や屋根上太陽光の促進などで、2030年に省エネと再生可能エネルギー導入、森林吸収により46パーセント削減、2050年に実質ゼロとするカーボンニュートラルを推進します。

 その意思表明として、3月23日、小坂市長が「ゼロカーボンシティえな」を宣言しました。宣言式で小坂市長は「持続可能なまちづくりの道筋ができた。計画の実現に向け、市民や事業者、関係者と連携を図りながら、オール恵那で地球温暖化対策に取り組む」と誓い、宣言文が刻まれた銘板を出席者が除幕しました。

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