「発酵で健康」発酵食文化セミナーを開催

　4月23日、市たべる推進協議会のアドバイザーである小泉武夫氏を講師に招き、「発酵で健康」をテーマに発酵食文化セミナーが開催されました。

　セミナーは、令和3年度に策定した「市たべる推進計画」に基づき、食を通じた健康づくりと食育の推進を図り、発酵のまちづくりを推進することを目的に開催。新型コロナウイルスなどの感染症から身を守るには、免疫力を高めることが必要だと説明し、特に発酵食品は人間の免疫細胞を増やす「究極の自然食品」であると講演。

　普段食べる機会の多い納豆やみそ、漬物などを例に挙げ、発酵食品の特徴や魅力などを分かりやすく丁寧に説明する小泉氏のユーモアあふれる講演に、120人の参加者から時折笑いが起こる場面もありました。

「発酵の学校」

　発酵のまちづくりの一環として、発酵食文化の啓発や推進のリーダーとなる発酵食品ソムリエを育成する「発酵の学校」を7月に開催します。発酵食品の魅力や正しい知識、歴史や文化を学ぶことができる全12回の講座で、全ての講座を受講した方には「発酵食品ソムリエ」として認定証が授与されます。

　本セミナーの講師である小泉氏をはじめ、発酵食品に携わる専門家が講師となって、酢やこうじ、日本酒、パンなど発酵に関するさまざまな講義を聴くことができます。

講座概要

• 日程：7月9日（土曜日）～9月24日（土曜日）全12回
• 場所：市消防防災センター3階　防災研修室
• 受講料：37,400円（市民は農政課に申請することで1万円分の補助を受けられます）
• 定員：30人（先着順）
• 申込開始日：5月10日（火曜日）午前11時

申し込み方法など詳細は、広報えな5月号（4月28日発行）や市公式ウェブサイトなどで公開します。