味の濃い「麗夏」トマトが食卓へ

更新日:2022年07月12日

市夏秋トマト生産協議会の井口会長(左から2番目)、渡辺副会長(3番目)、梅本副会長(4番目)

 7月11日、50年以上の歴史があり、高い品質から市場で人気のある夏秋トマト麗夏(れいか)「東美濃トマト」の出荷報告に、市夏秋トマト生産協議会の井口英博会長(瑞浪市)、梅本広市副会長(上矢作町)、渡辺春正副会長(武並町)が市役所を訪れました。

 初夏から秋まで収穫できる夏秋トマトの麗夏は、身がしっかりしていて食感が良く、甘みも強いことから市場で人気のトマト。市内5組合、38農家が約500アール栽培しています。主に名古屋の市場へ出荷され、市内のスーパーマーケットや道の駅、直売所などでも購入できます。昨今の国際情勢の影響で、資材や肥料代の大幅な値上がりに苦心しつつも、今年は天候にも恵まれ、味が濃いトマトに仕上がっています。

 今年は例年にない早さで梅雨明けしたことで色付きも進み、6月15日から選果場が動き始めました。現在ではほぼ全ての農家が出荷をしており、本格的にトマトの季節を迎えます。

 同協議会の井口会長は「生産に関する全てのものが値上がりし不安を抱えつつも、各農家は収量を上げ、来年につなげられるような取り組みを行っています。暑さに負けず頑張っていますので、プロが作ったおいしいトマトをぜひ味わってください」と話しました。

 出荷状況や、現在農家が置かれている状況について報告を受けた小坂市長は「農業で地域を盛り上げていきたいと考えている中で、トマト農家はそのリーダー的存在です。市としても、支援情報を共有したり、夏秋トマトをイベントなどでPRしたりして、皆さまと協力してこの難局を乗り越えていきましょう」と話しました。

 

恵那食農ポータルサイト「たべとる」では、麗夏について詳しく紹介しています。

たべとるマルシェ(7月16日開催)

 7月16日(土曜日)開催予定の「たべとるマルシェ」では、地元農家からトマトやトウモロコシなど、旬の夏野菜を手に取ることができます。ぜひお越しください。

日時:7月16日(土曜日)午前10時~正午

場所:市中央図書館

赤く色付いた東美濃麗夏トマト

赤く色付いた東美濃麗夏トマト

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