グランピング場を華やかにしたい 農高生が花を寄せ植え

更新日:2022年07月13日

 根の上アウトドアパーク恵那保古グランピングがオープンして約3カ月経ちました。グランピング場に訪れた方を花で歓迎しようと、7月13日、恵那農業高等学校の園芸科学科草花専攻の3年生17人が寄せ植えを作り、グランピング場に飾りました。

 寄せ植えに使った植物は、宿根草であるガウラやユーカリ、ふ入りのハイビスカスなどを中心に10種類ほど。全ての植物を生徒たちが種や挿し木などから育て上げました。プランターは曽我木材工業(長島町)が作成。市内のヒノキ間伐材を使い、グランピング場の景観に合うようにデザインされています。先生の指導を受けながら、植物が大きく成長した後の姿や花の色などを考え、思い思いに寄せ植えをしました。

 生徒たちが作成した四つの寄せ植えは管理棟の前に設置され、グランピング場を訪れた方を一番に出迎えます。また、セダムなど約12種類の多肉植物を使った小さな寄せ植えも、ドームテント内のテーブルに一つずつ飾りました。

 寄せ植えの活動に参加した糸魚川蒼哉(そうや)さんは「自然に囲まれたグランピング場ですが、寄せ植えでさらに魅力的になったと思います。いろんな方に見てほしいですし、自分も宿泊してみたいです」と笑顔で話しました。

 今後も、四季に合わせた植物に植え替えたり、後輩たちに引き継いだりして、継続的な活動にする予定です。

色鮮やかな多肉植物

色鮮やかな多肉植物

植物をプランターに植え込む

ドームテント内に多肉植物の寄せ植えを飾る生徒

室内に多肉植物の寄せ植えを飾る

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