中学生と恵那市の未来を語る

　7月29日、市内の中学校8校の生徒会代表が集まり、「中学生と恵那市の未来を語る会」が市議会議場で開催されました。今年2月に完成した新しい議場を使って、市議会について広く知ってもらうこと、中学生からのさまざまな提案に耳を傾け、市政に反映されることを目的に、今回初めて行われました。

　「持続可能な恵那市を目指して～SDGsにどのように取り組むか～」をテーマに、生徒会代表が自校の取り組みを紹介しました。自校の取り組みとSDGsの目標とを結び付け、市の未来のためになることを提案。発表を聞いた市議会議員から、発表の感想や質問があり、各校の意見を市政に反映するように市長へ提言することを約束しました。

　串原中学校は、串原の山を守り育てるために、串原の間伐材を使ったまき割り活動「活木（かっき）プロジェクト」と、それを紹介するインスタグラムを始めたことについて発表。これは、SDGsの「目標15　陸の豊かさも守ろう」につながります。発表を聞いた堀議員は「活動内容をSNSなど、なるべく多くの手段を使って県全体や全国、そして世界へと発信していってほしい」と感想を述べました。

　全中学校の発表を聞いた岡田教育長は「よく調べてまとめられた、素敵な発表でした。考えることを止めないで、地域を巻き込んだ生活ができれば、持続可能なまちにつながっていくでしょう」と話しました。