ロボットを活用して新たな働き方とつながりを

更新日:2026年03月13日

ロボットオリヒメ

3月6日、ロボット「OriHime(以下、オリヒメ)」の開発者で、株式会社オリィ研究所代表取締役所長CVOの吉藤オリィ氏と、オリヒメのパイロット(操作する人)を講師に招いた講演会が、市防災センターで開催されました。

オリヒメは、カメラやマイク、スピーカーが内蔵されたロボットで、インターネットを通じて、人が遠隔操作をします。操作する人の声で話しかけたり、顔や手を動かしてリアクションをとったりすることで、離れた場所にいてもその場にいるようにコミュニケーションができ、接客や受付、テレワークなど、外出が困難な方の就労などで利用されています。

(注意)OriHimeは、株式会社オリィ研究所の登録商標です

講師の吉藤氏とロボットオリヒメ
講演を聞く多くの参加者

本講演会は、市が、第4次市障がい者計画の基本理念である「共に生きる社会(共生社会)の実現」の具現化に向け、外出や移動が困難な重度障害者が対面型の就労に参加できる仕組みを検討していることから企画したもので、市内外から約100人が集まり、オンラインで聴講する参加者もいました。

吉藤氏は、自身の経験やロボットを開発するまでの思い、オリヒメを活用したカフェで働く人の事例などを紹介。「ものを作れることが大切なのではなく、世の中に何が足りないのか気づくことや、あったらいいなという発想が大切」と語り、「どうすれば社会で役割を持つことができるか、オリヒメで実験をしている。研究をしながら世の中を変えたい」と展望を述べました。

この日、オリヒメのパイロットを務めたのは、富山県在住の大学4年生、りおんさん。「障がいがあることで、マイナス思考になり、閉じこもりがちだった。オリヒメのパイロットをやるようになって、人生が一変した。外の世界とつながっている実感が湧き、自分が必要とされていると思えた」と体験談を語りました。

参加者は、固定観念や常識にとらわれない吉藤氏の発想や活動に驚きながら、ロボットを通じた新しい働き方や社会とのつながり方を考えました。

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