待ってました「宮盛座」! 改修工事完成記念式典を開催

更新日:2026年06月30日

改修工事完成を祝ってテープカット

 6月28日、大規模改修工事が完成した三郷町の芝居小屋「宮盛座」で、記念式典とこけら落とし公演が行われました。宮盛座は、昭和28年に芝居小屋の要素を取り入れた総合公民館として建築。これまでも改修工事を重ねてきましたが、老朽化が進んでいました。歌舞伎などの伝統文化の発信や地域住民の交流の場として、今後も存続を願う地域住民の思いを受け、昨年10月から改修を進め、本年3月に完成しました。

 式典では、主催の三郷町佐々良木区の石田健司(けんじ)区長が「新しくなった宮盛座をこの先20年30年後も愛される場所となるよう、地域で盛り上げていきたい」とあいさつ。小坂市長が「多くの方々の協力により、伝統文化を発信できる拠点が整備できました。皆さんに活用していただければ」と話し、市出身の歌舞伎役者で恵那観光大使の中村いてうさんや関係者、地元の小学生らでテープカットを行い、改修工事の完成を祝いました。


 式典終了後には、こけら落とし公演として、三郷歌舞伎保存会による「青砥稿花紅彩画~稲瀬川勢揃の場~(あおとぞうしはなのにしきえ いなせがわせいぞろいのば)」と、中村いてうさんによる「朝比奈三番叟(あさひなのさんばそう)」が上演されました。同保存会の演目では、見えを切るたびに、かけ声や拍手とともに、おひねりが飛び交い、会場は大いに盛り上がりました。また、中村さんの躍動感あふれる演技に観客は引き込まれるように見入っていました。出演者の小木曽優真さん(三郷小学校6年生)は、「始まる直前はとても緊張したけど、公演が無事終わった今は、達成感でいっぱいです」と笑顔で話しました。

公演の様子
捕り手たちが盗賊を探す場面
5人の盗賊が勢ぞろいした場面
見栄を切る忠信利平
見栄を切る南郷力丸
中村いてうさんによる朝比奈三番叟(あさひなのさんばそう)

佐々良木公民館 宮盛座(みやもりざ)

  • 所在地 恵那市三郷町佐々良木57番地3
  • 建築年 昭和28年
  • 構造 木造、地上2階地建て

工事概要

 今回の工事では、外壁塗装、エントランス木製建具、小窓建具新設、スロープ設置、男子トイレ・女子トイレ改修、障害者用トイレ新設、舞台照明取替、浄化槽設置などを改修しました。整備事業費は51,095千円で、国の新しい地方経済・生活環 境創生交付金(第2世代交付金)を活用し行いました。
宮盛座正面塗装
佐々良木公民館外壁塗装
宮盛座スロープ設置
多目的トイレの新設

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