移動困難者の就労支援へ OriHimeの実証実験がスタート

更新日:2026年09月14日

恵那峡遊覧船の待合室で観光案内をするロボット

9月11日、恵那峡遊覧船待合室で、分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を活用した移動困難者就労支援事業の実証実験開始に伴う出発式が行われ、約50人が参加しました。

オリヒメは高さ約20センチの分身ロボットで、自宅などから遠隔操作し、会話や身ぶりを通じてコミュニケーションを取ることができます。この事業は、障がいや病気などにより移動が困難な方の就労機会の拡大と社会参加の促進を目的に実施するものです。

出発式では、株式会社オリィ研究所代表取締役CVOの吉藤オリィさんが東京からオリヒメを通じて参加。「移動困難になっても地域の一員として働ける事例が恵那市から生まれ、他の地域にも広がってほしい」と期待を寄せました。

小坂市長は「外出が困難でも、社会の中で必要とされ、役に立っていると実感できることが大切。こうした取り組みが当たり前の風景になる社会を目指したい」とあいさつしました。

実証実験に参加する市内在住の身体障がい者3人は「体が動かなくてもできる仕事があることが希望になった」「また恵那に来たいと思ってもらえるように案内したい」など、それぞれ意気込みを語りました。

実証実験では、恵那峡遊覧船の待合室と一般社団法人おひさまのデイサービス施設にオリヒメをそれぞれ1台ずつ設置。観光案内や利用者との交流などを行い、参加する3人が11月末まで業務にあたります。

市では、実証実験を通じて事業の有効性や継続可能性を検証し、新たな就労モデルの構築を目指します。

オリヒメとともに記念撮影
ロボットを遠隔操作してあいさつ

実証実験の概要(11月末まで)

  • 恵那峡遊覧船
    とき:毎週土曜日・日曜日 午前10時半~11時、午後1時半~2時
    内容:待合室での接客や観光案内
  • デイサービス施設(一般社団法人おひさま)
    とき:毎週火曜日・水曜日 午後1時~2時
    内容:利用者との交流やレクリエーション
  • 恵那まちなか市
    とき:10月24日(土曜日)
    内容:案内や声掛け、販売支援

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