楽しかった! 村上佳菜子さんのスケート教室
1月15日、プロフィギュアスケーターの村上佳菜子さんによるスケート教室とトークショーがありました。
村上さんは名古屋市生まれ。3歳からアイススケートを始め、2009年JGPファイナル優勝、2010年世界ジュニア選手権優勝、2014年ソチオリンピック出場、2014年四大陸選手権優勝など、日本を代表するフィギュアスケート選手として活躍。競技引退後は、プロフィギュアスケーターやタレントとして活動しています。

クリスタルパーク恵那スケート場で行われたスケート教室では、事前に申し込みをした市内小中学生40人が2グループに分かれて参加。村上さんは、初心者向けに、転んだ時の立ち上がり方や片足ずつしっかり歩く練習など、スケートの基本を指導しました。
少し経験したことのあるグループには、肩の高さに両腕を広げてバランスを取ると良いなどと、滑る際のコツを伝えました。さらに、足を開閉してひょうたんを描くように滑る方法などを、実演を交えて教えました。



参加者は、手を取って教えてもらったり、「上手になったね」などと声を掛けてもらったりしながら滑走。約1時間の教室で、みるみる上達していきました。
長島小学校4年生の渡辺琴心(ことみ)さんは「最初に滑りを見せてくれた時、スピンなどがきれいで、すごいと思いました」と笑顔で話し、「今日教えてもらって上手になった気がします。歩く練習の時の、ちゃんと前を見てというアドバイスが印象に残りました。フィギュアスケートをやってみたいなと思いました」とうれしそうに話しました。


トークショー

午後からは、恵那文化センターでトークショーも行われました。
司会のフリーアナウンサー西村千穂さんから恵那の郷土の味について聞かれると、「小さい頃ころから五平餅を食べていました」と答え、「栗きんとんも大好き!お店によって味が違って全店制覇したいくらい」と笑顔でトークを開始。オリンピックについては「日本を背負っていることの重さが、他の世界大会とは全く違う、特別な大会でした」と振り返りました。
さらに、練習では小さい頃からよく泣いていたと明かしつつ「今思えば、あの頃がなければ今の自分はない。オリンピック直前も辛かったけれど、逃げなかったことで出場につながったと思います」話しました。


途中、参加者とともに肩甲骨のストレッチを行うなど、明るい人柄を感じさせるトークで参加者を魅了。「筋肉も心もほぐして、人生をポジティブに生きましょう」と呼び掛けると、参加者からは大きな拍手が贈られました。
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更新日:2023年01月19日