安全・確実・迅速な救急技術の向上を目指して メディカルラリーを開催

小学生の患者を想定した心肺蘇生
2月6日、7日、市消防本部でメディカルラリーが開催されました。
メディカルラリーとは、救急医療に携わる者が限られた時間の中でどれくらい的確に治療を実施することができるかを競う競技会です。
昨年に引き続き2回目の開催となった今回は、救急隊員が3人一組のチームを作り、訓練に臨みました。
心肺蘇生では、小学生の患者を想定し、患者や発見者への声掛け、胸骨圧迫(心臓マッサージ)などの訓練を行いました。救急救命処置(気管挿管)の介助では、救急救命士が処置をスムーズに行えるよう、互いに声掛けをしながら器具の受け渡しなどのサポートを行いました。
競技は、救急救命士が審査し、救急救命士の安藤健太(けんた)さんは「全体的に連携は取れていたが、傷病者の固定の仕方など改善が必要な部分があったので、今後改善していきましょう」と講評を述べしました。
訓練に参加した救急隊員の矢野健太郎(けんたろう)さんは「現場だと慌ててしまうことがあるのですが、こうして手技を高めておくことで、慌てずに傷病者の方に接することができるので、参加してよかったです」と話しました。

外傷処置

救急救命処置(気管挿管)の介助

座学テスト
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更新日:2023年02月13日