勇気を出して鬼退治をしたよ

更新日:2023年02月09日

 2月3日、大井こども園で節分の行事が行われました。

 節分の一週間程前、大井こども園に笠置山に住む鬼から手紙が届きました。手紙には「意地悪な子や「先生の言うことを聞かない子は迎えに行くぞ」と書いてありました。「そんな子はいないから大丈夫だよね」と先生が手紙を読んでくれましたが、もしかしたらこども園をのぞきに来るかもしれないと、撃退の準備をしてきました。園児たちは、近くの山で鬼が嫌いなアセビを採ったり、鬼が来たときに投げる新聞紙を丸めて作った豆を用意しました。

緑鬼に立ち向かう

 園庭で豆を投げる練習をしていた2月3日、突然赤鬼と緑鬼がやってきました。泣き出したり怖がったりして逃げてしまう園児もいましたが、年長児たちは勇気を振り絞って「鬼は外、福は内」と大声で叫びながら豆を投げました。たくさんの豆を投げられた鬼は、すっかり観念して笠置山に帰っていきました。

 その後、鬼が戻ってこないようにアセビとイワシを燃やしました。「鬼から来た手紙も燃やそう」という園児の提案で手紙も一緒に燃やし、自分の中にいる「好き嫌い」「泣き虫」「意地悪」などの弱い鬼も追い払いました。ぞう組の林希羽(きう)ちゃんは「最初は怖かったけど頑張って豆を投げたよ。私の中の寒がり鬼もやっつけたから、もう寒くないよ」と笑顔で話しました。

豆を投げる練習

観念した鬼たち

アセビを燃やして「パチパチ」と音を鳴らす

イワシを燃やす

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