東濃地方初 恵那南高等学校が長期の就業訓練を実施

更新日:2023年02月09日

 恵那南高等学校では、令和5年度から東濃地方初の「デュアルシステム(企業実習)」を実施します。デュアルシステムとは、学校での座学と事業所での実習を組み合わせた、ドイツ発祥の教育システムのこと。通常、1日から10日間で仕事を体験するインターンシップとは違い、4月から12月までの8カ月間で約20日という長期間の就業訓練を行うことで、専門的な技術や知識を学び、生徒の実践力の向上や職業観の育成を図ります。 

 2月7日、恵那南高等学校にて、保護者代表と同校のデュアルシステムに賛同する市内8事業者が、デュアルシステム協定書調印式に出席しました。事業者、保護者、学校長が協定書を取り交わしました。高橋俊和学校長は「今までにない取り組みを受け入れてくれた企業の皆さまに感謝します。生徒たちには、しっかりと学んでもらい、地元の人材として貢献してほしい」と話しました。参加事業所の一つ、明智セラミックス株式会社の代表は「会社の一員となり働いてください」と激励。生徒代表の栗下星七(せな)さんは「限られた期間の中で、何事にも精いっぱい取り組んで成長したいです」とあいさつしました。

 令和5年度の参加企業は、明智ゴルフ倶楽部明智ゴルフ場、明智セラミックス株式会社、明知・大成化工株式会社、恵那市役所、社会福祉法人恵和会、千代田電子工業株式会社、東海神栄電子工業株式会社、有限会社めぐみ介護サービスです。デュアルシステムに希望した8人の生徒が4月から12月までの毎週火曜日に1日6時間、年間20日程度、各事業所で実習を行います。

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