地域の文化や歴史を受け継ぐ 伝統芸能に拍手喝采

更新日:2023年02月22日

明智町歌舞伎保存会の子どもたち
お目見得だんまりで見得を切る

 恵那文化センターで2月19日、市伝統芸能大会が開催されました。毎年、市伝統芸能大会実行委員会が主催している当大会。第33回となる今回は「つなぐ恵那の伝統芸能」をテーマに、市内の保存会8団体が出演しました。文楽や獅子舞、歌舞伎などの迫力ある演目が繰り広げられ、延べ約700人の観客が恵那のさまざまな伝統芸能を堪能しました。

 大会の締めくくりには、恒例の「お目見得だんまり」が上演されました。市内団体の代表ら7人が豪華な衣装で登場し、自身の生い立ちや日ごろの行いなどを歌舞伎特有の言い回しで語りました。ユーモア溢れるセリフに会場は笑いの渦に。声援が飛び、多くのおひねりが投げられ、この日一番の盛り上がりを見せました。

 ロビーなどには、大井文楽保存会による人形遣いの体験コーナーや物産展、花道展、呈茶コーナー、浮世絵版画摺り体験コーナーも設けられ、来場者を楽しませました。

 大会を鑑賞した岩村町の青木さやかさんは「今回初めて来ました。『お目見得だんまり』では、会場が一体になっていてるように感じて、とても良かったです」と笑顔で話しました。

大井文学体験コーナーで人形の操り体験をする
中山道広重美術館による浮世絵版画重ね摺り体験
生け花を鑑賞する

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