トルコ料理で母国を支援
大井町にあるトルコ料理店の店主カープゾグル・イブラヒム・ハリルさんが、トルコ・シリア地震の被災者への支援活動を開始し、2月10日、小坂市長に報告に訪れました。
カープゾグルさんは、今回の地震の震源地付近であるガジアンテップ出身。妻の紗彩さんの実家がある本市で、念願のトルコ料理店を開店したその数日後、地震が起こりました。
友人からの電話で地震を知ったというカープゾグルさん。地震直後は両親と連絡がつかず、ランチ営業中にもかかわらず「心配で心配で、何も手に付かない状態だった」といいます。両親とは6時間後に連絡が取れましたが、ニュースでかなり大きな地震だと知り、その日に支援活動を始めました。
支援内容は、トルコ料理のチャリティーメニュー。売上の10~20パーセントを義援金とします。店内には募金箱も設置し、現地で支援活動を開始した父に送金する予定です。
紗彩さんは「インスタグラムで支援を呼び掛けたところ、募金だけしたいと、わざわざ来てくれる方もあります」と状況を報告。小坂市長は「皆の気持ちが届き、一日でも速く復興することを祈ります」と話しました。
その他、日本赤十字社では、トルコ・シリア地震の救援金受け付けを開始しています。本市でも、市役所と各振興事務所に日本赤十字社への救援金募金箱を設置します。
トルコ料理店
- 名称 AMBER KAPI(アンベルカプ)
- 住所 恵那市大井町)644-3
日本赤十字社
- 募金箱設置期間 令和5年2月10日(金曜日)~5月19日(金曜日)予定
- 設置場所 市役所本庁舎1階、西庁舎1階、市内11振興事務所の窓口

更新日:2023年02月10日