地域を支える新たな交通、明智と上矢作で自主運行バスの運行が始まる
市では昨年度から、誰もが利用しやすい新たな移動サービスを提供するため、移動手段の見直しを行ってきました。本年度からは明智町と上矢作町で新たに自主運行バスの運行が始まり、4月1日、それぞれ出発式が行われました。
明智町

明智町では、明智振興事務所前に地域自治区運営協議会委員や民生児童委員、自治会長など約30人が集まり、出発式が行われました。
あいさつに立った小坂市長は「ここまで早く実現できたのは、皆さんの協力のおかげ。誰もが住みやすく便利に暮らせるよう、これからも取り組んでいきたい。ぜひバスを活用ください」と述べました。
また、運行事業者となる明知鉄道株式会社の渡邉康正代表取締役専務は「第三セクターがバス事業を展開するのは全国でも初めて。鉄道での知見を生かし、安心安全に運行していきます」と話しました。
明智町では、市街地を巡回するまちなか線と、予約に応じて運行するデマンド交通が新たに導入され、4月3日から運行します。


上矢作町

上矢作町では、上矢作振興事務所に向いの上矢作体育館前で出発式が行われました。
式典で上矢作地域自治区会長の安藤常雄さんは、これまでに、路線バスの乗車体験や町内へのアンケート、バス停のニーズの聞き取りなどを行い、バスのより良いあり方について検討を重ねてきたと経緯を説明。「この新たなバスが地元に必要な足となり、持続可能なまちづくりにつながるよう願います」と話しました。
式典後には、出発式を見守った地元住民らがバスに試乗。夏目裕行さん(上矢作町)は「町内は道幅が狭いところも多いし、ちょうどよい大きさのバスだと感じました。今までバスのなかった地域にも行くので、便利になるのではないかと思います」と感想を述べました。
上矢作町では、予約に応じて運行するデマンド交通が新たに導入され、4月3日から運行します。


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更新日:2023年04月01日