中部大学が恵那の郷土料理を研究、ブックレットを出版

更新日:2023年06月12日

ブックレットを披露する関係者

 中部大学環境保全教育研究センターが、本市の食文化と郷土料理を調査し『食べよまい 恵那の手しごと土しごと』と題したブックレットを出版。6月12日、市長に出版報告に訪れました。

 同センターは令和3年、武並町にある中部大学研修センターに設立され、生物学上の研究だけでなく、自然環境と結びついた歴史や文化も環境と捉え、調査研究活動を行っています。

 今回出版したブックレットでは、からすみ、紅ウド、朴葉寿司など計8種類の伝統的な食材と料理を、食文化や風土、栄養などの視点から記録し、調理法とともに紹介しています。著者で同大学客員教授の小川宣子さんは「食材や料理をただ紹介するだけでなく、伝統的な食材の何がどう良いのか、食文化のどういうところが誇りなのか、気候や栄養面などからの裏付けを意識して作りました」と思いを語りました。

 ブックレットは全21ページのカラー刷り。市内小中学校に配布される他、伝承講座などの講座や教室で活用されます。

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