カードゲームでSDGsを学ぶ

更新日:2023年06月27日

 6月24日、恵那文化センターで「カードゲームで楽しくSDGsを学ぼう」が行われました。令和5年度三学のまち講座で、三承工業株式会社(岐阜市)の神田純代さんを講師に招き、カードゲームで遊びながらどんな行動が持続可能な社会に繋がっていくのかを学びました。

 まず、4人程度のグループになり、金と時間、ゴールのカードが各自に配られます。ゴールとは、富や時間、平和、環境で、達成するためには金や時間、意志などそれぞれ必要なものがあります。金や時間を使ってプロジェクト活動を実行することで、ゴールに必要なものを集めていきます。プロジェクト活動は、経済、環境、社会の三種類で、経済は、フェアトレード商品の購入など、経済は、農業での水資源の有効活用など、社会は、芸術的才能の開花などさまざま。自分に必要なものを周りと共有することで、協力しながらゴールを目指します。

 各自のプロジェクトを達成していくと、全体の経済・環境・社会の世界状況メーターが変動。全て平等になることが望ましく、プロジェクトを達成すると世界にどのような影響を与えるのかを「見える化」します。自分の行動と世界の状況とのつながりを意識してゲームを進めていくことが大切です。

 参加者たちは、SDGsの内容を学び自己紹介をした後にゲームを行いました。前半9分行った後、世界状況メーターを振り返る時間がありました。自分のゴールのためにプロジェクトを実行していたため、世界状況メーターが大きく傾いていることを見て、後半15分は周りとコミュニケーションをとりながら世界状況メータが平等になるようなプロジェクトを進めていきました。

 参加した畠山眞弓さん(武並町)は「市民講座のパンフレットから興味を持ち参加しました。環境を意識し、広い視野を持って自分ごととして考えることが重要だとわかりました」と話しました。

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