認知症の人や家族を温かく見守る 認知症サポーター養成講座

更新日:2023年09月19日

 9月15日、認知症を正しく理解し、認知症の人や家族の人を温かく見守る「認知症サポーター」を養成するための講座が、市中央図書館で開催されました。講座には、認知症を基礎から学び、学んだことを地域に生かそうと約20人が参加。介護施設「結い」(武並町)の相談員、西尾巳鈴(みれい)氏が講師を務め、認知症の症状や認知症の人にどう寄り添うかなどを説明しました。
 講座に参加した小板玲子さん(大井町)は「認知症のメカニズムを知ることができました。両親の介護していたことがあるのですが、もう少し早く勉強しておけばよかったと思いました。認知症の方だけでなく介護をする方に寄り添える存在になりたいと思います」と話し、岩崎真砂子さん(大井町)は「認知症の方に関わる時は、自尊心を大切にすることを忘れず、その人らしさを大切に寄り添っていきたいです」と感想を話しました。
 市中央図書館では、9月21日の「世界アルツハイマーデー」と9月の「世界アルツハイマー月間」に合わせ、認知症に関する本を集めて啓発展示を行っている他、認知症の人や家族、認知症に興味のある人が気軽に参加できる集いの場、ささゆりカフェ(認知症カフェ)と図書館のライトアップを行います。

世界アルツハイマー月間啓発展示

  1. 期間 令和5年9月1日(金曜日)から27日(水曜日)平日:午前10時~午後8時、土日祝:午前10時~午後6時(月曜日と祝日の翌日は休館)
  2. 場所 市中央図書館 1階
  3. テーマ 認知症への理解と、本人や家族が認知症施策を知る
  4. 内容 認知症の症状や高齢者の現状、市内での取り組みをパネルで展示するとともに、認知症関連図書を紹介します。

市中央図書館のライトアップ

 認知症の人とその家族を支え見守り、共に生きる共生社会を築いていく運動を推進することを目的に、世界アルツハイマーデーにあたる9月21日に、認知症支援のシンボルカラーであるオレンジ色に図書館をライトアップします。
1.日時 令和5年9月21日(木曜日)午後8時頃から10時頃
2.場所 市中央図書館

ささゆりカフェ(認知症カフェ)

 認知症の当事者や家族、認知症に関心がある方など、誰でも参加できる集いの場。スタッフは医療と介護の専門職なので、悩みごとも気軽に相談できます。

1.日時 令和5年9月22日(金曜日)午後2時から3時30分
2.場所 市中央図書館 2階セミナールーム
3.対象者 認知症の当事者や家族、認知症に関心がある方
4.定員 20人程度(先着順)
 

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