余った食品を必要としている人へ フードドライブポストを常設

更新日:2023年10月05日

覚書締結式

 市では、食品廃棄物を削減するとともに未利用の食品を必要としている団体や個人へつなぐため、家庭で余っている食品を集める常設のフードドライブポストを設置し、10月4日から運用を開始しました。

 設置したところは、市内のバロー4店とコープぎふ恵那店。設置前日の10月3日には市役所で、株式会社バローホールディングス、生活協同組合コープぎふ、市社会福祉協議会と、常設フードドライブポストに関する覚書を締結しました。

 市では、県のモデル事業として昨年10月にバロー恵那店でフードドライブ事業を実施しました。当日は、26人から142品目247.6キログラムの食品の提供があり、2団体に配布しました。この検証を踏まえ、今回、事業者や市社協などと4者が協議し、初の常設ポスト設置となりました。

 バローホールディングスサスティナビリティ推進室の秋元武(たけし)室長は「4者が手を携えてフードドライブポストの協定を結ぶのは、初めてです。まずは恵那市から岐阜県全体にどんどん広がると良いと思っています」、コープぎふの児玉幸夫(ゆきお)常務理事は「フードドライブの取り組みを毎月1回行っていますが、まだまだ認知がされていないと感じます。4者で協力しながら、まずは恵那市でしっかり認知をしていただき、各自治体に広げていきたいと思います」と話しました。集まった食品を回収、提供する市社協の西部良治(りょうじ)会長は「今回、ポストが常設されることで、より多くの、より広範囲の方に届けられることをとうれしく思っています」と話しました。

 フードドライブポストは、直径約50センチ、高さ約70センチの大きさで、再生段ボールでできています。各店舗のサービスカウンターに近い場所に設置され、店舗営業中に入れることができます。

常設フードドライブポストについて

常設フードドライブポスト

提供いただけるもの

  • 賞味期限が1カ月以上残っているもの
  • 未開封で梱包が破損していないもの
  • 常温保存が可能なもの
  • 食品表示が日本語のもの

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