WRCを成功させよう! ラリー応援隊が発足

FIA世界ラリー選手権(WRC)「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」開催を盛り上げていこうと、市内で事業を営む34事業者が参加し、恵那市ラリー応援隊が発足しました。
10月10日に市共同福祉会館で行われた発足式では、市ラリージャパン活用推進実行委員会会長の阿部伸一郎氏が「世界155か国で8億人が観戦していると言われるWRCが、恵那も舞台となって行われる。多くの皆さんのアイデアをいただき、ぜひとも成功させたい」とあいさつし、応援隊の発足を喜びました。
さらに、本市出身で全日本ラリー選手権ドライバーの三枝聖弥選手が、「舗装された道路だけでなく、土の上や雪の上など、さまざまコースを走れることがラリーの醍醐味」とラリーの魅力を解説。「地域イベントなどでも皆さんに楽しんでもらい、地域を盛り上げて、世界に発信していきたい」と語りました。

応援隊に参加した寿司幸(大井町)の杉本桂子さんは「昨年は東野リエゾンで朴葉寿司を販売しました。身近でラリーを見て世界の大会だと知り、すごいイベントだと感じたので今回応援隊に参加しました。せっかく多くの方に来てもらえるので、恵那のおいしいものを発信し、食で恵那をPRしたいです」と話しました。
応援隊は、自社の利益拡大とともに地域活性化を目指して、ラリージャパンを活用した店内装飾や商品デザイン、キャンペーンなどを企画していきます。
EnaRallyロゴマーク
応援隊発足式に合わせて、市オリジナルのEnaRally(恵那ラリー)ロゴマークの発表も行われました。マークは、水墨画家で恵那観光大使の可知凛花氏がデザイン。幾重にも描かれた朱色の円の下に、柔らかい筆で「EnaRally」と描かれ、最下に「GIFU,JAPAN」の文字が入れられています。
可知氏はマークについて「市内をラリーカーが駆け巡ると考え、赤い円を13個重ねて恵那の13地域を表しました。赤色は、恵那の木ハナノキの秋の色のイメージ。ラリージャパンのスタイリッシュさと比べて柔らい色や文字にして、恵那らしさを表現しました」と説明。「多くの方にWRCに興味を持ってもらい、このロゴマークもいろいろな場面で浸透したらうれしいです」と笑顔を見せました。
応援隊では今後、このロゴマークを活用した商品開発などもしていく予定です。

恵那ラリー情報
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更新日:2023年10月10日