4年ぶりに開催 くしはらヘボまつり

更新日:2023年11月07日

巣箱から取り出されたヘボの巣

 11月3日、くしはら温泉ささゆりの湯グラウンドゴルフ場で、くしはらヘボまつりが4年ぶりに開催され、ヘボ愛好家や地元住民ら約1,000人でにぎわいました。

 串原地域では昔からヘボ(クロスズメバチ)を食べる習慣があります。地域ならではの食文化を生かし全国へ発信しようと、くしはらヘボまつり実行委員会が主催しました。ヘボまつりのメインイベントは自分で育てた巣の重量を競い合う「全国ヘボの巣コンテスト」。この日も地元串原はもちろん愛知や静岡、長野からの愛好家らが丹精込めて育てた自慢の出品しました。

 巣は、巣箱ごとビニールハウス内に運び込まれハウス内で取り出され、重さが量られました。ハウス内にはヘボが飛び交い、ハウスの外では巣の出来栄えを見ようと、大勢の観客が写真を撮るなどしていました。

 今年、最重量を記録し優勝に輝いたのは、長野県諏訪郡から参加した中山一(はじめ)さん。幾重にも層を成す見事な巣は、6,190グラムを記録しました。中山さんは「ずっと串原で行われているヘボまつりに来たいと思っていました。今年は良いハチに恵まれたので良い巣を育てることができました」と話しました。

 会場では、地元の特産品やヘボグッズが販売されました。中でもヘボをみそにすり込んだヘボ五平餅は、行列ができるほどの人気ぶりでした。

ずらりと並ぶヘボの巣
行列のできるヘボ五平餅

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