ふるさとから学んだことを伝える いいじっ子発表会
11月11日に、毎年飯地の人たちが楽しみにしているいいじっ子発表会がありました。いいじっ子発表会は飯地小学校の児童がふるさと飯地について学んだことを発表する場で、保護者や地域の人を招待して行われました。
初めに1、2年生が地域で学んだこと、経験したことを発表しました。育てた朝顔の種を飯地商店に訪れたお客さんにプレゼントしたこと、大きな葉に願い事を書いて七夕飾りにしたことなどを大きな声ではきはきと話しました。4年生は飯地の歴史について学び、これからも残していきたいものについて発表しました。昔の農具や生活用具を展示している資料館や、昭和27年ごろに作られた飯地音頭を伝えていきたいと説明しました。4年生の呼びかけで、会場にいた人たちが円になり飯地音頭を踊る場面もあり、振り付けを思い出しながら楽しんで踊っていました。
5、6年生は今後の飯地のまちづくりについて提案しました。飯地のいいところを移住者に知ってもらう飯地塾を開催する、地歌舞伎の体験や飯地の魅力を伝える標語を募集する、といった、移住者や観光客を呼び込むための案を発表しました。これから八百津と飯地を繋ぐ橋ができることにも触れ、一緒に整備される公園でイベントを行うこと、飯地こんにゃくを栽培することも提案しました。高学年らしく、これまでの小学校生活で学んできたことを盛り込んだ提案に、地域の人たちは真剣に聞き入っていました。
今回は飯地小学校150周年記念も兼ねて、学校の歴史をスライドショーにした映像が上映されました。昔の写真が流れると、昔を懐かしむ声がところどころで聞かれました。飯地町内を回った遠足や敬老会での子ども歌舞伎の上演などの様子も上映されました。
帰るときには学校でとれた野菜をお土産として持って行ってもらい、児童も地域の人たちも飯地町への思い入れをより一層深くした素敵な会となりました。

4年生の発表

みんなで踊る飯地音頭
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更新日:2023年11月14日