ハンディキャップを持つ人の希望に 体育功労賞授与式

古山沙奈美さん(写真中央)
10月28日に鹿児島県で行われた、特別全国障がい者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」に出場した大井町在住の古山沙奈美さんが、水泳平泳ぎ25mと背泳ぎ25mの2種目で、大会新記録で優勝しました。12月4日にはスポーツにおいて優秀な成績を残した方に贈られる市体育功労賞が授与されました。
古山さんは3年前に脳脊髄液減少症という病気で寝たきりになり、リハビリのため以前から取り組んでいた水泳を再開し回復。その後も水泳を続け、今回の全国大会優勝につながりました。
小坂市長は「2種目を大会記録で優勝したと聞き、すごいことで驚いた。人一倍頑張ってこられたのだと思う。市民に希望、感動、勇気を与えてくれた」と感謝を述べました。
古山さんは「病気のリハビリのためにやってきたことで、賞をもらえるとは思っていなかった。このような賞をいただき大変うれしく思います。単にタイムを評価されたのではなく、ハンディキャップを抱え頑張ったことを評価してもらえたのだと思う。これからもハンディキャップのある人たちの希望となれるよう、頑張っていきたい」と抱負を述べました。
特別全国障がい者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」
出場者:古山沙奈美さん(大井町在住)
とき・ところ:10月28日~30日 鴨池公園水泳プール(鹿児島県鹿児島市)
成績:水泳25m平泳ぎ 優勝(大会新記録)23秒16
水泳25m背泳ぎ 優勝(大会新記録)19秒63
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更新日:2023年12月05日