妊婦と新生児のいざという時のために 消防職員が勉強会と訓練を実施

12月13日、市消防防災センターで、市立恵那病院の産婦人科医の伊藤雄二(ゆうじ)氏を講師に招き、周産期の勉強会と新生児の蘇生対応訓練が初めて行われました。
市消防本部では6月から「マタニティ・サポート119」を開始するなど、妊娠中の方が安心して暮らせるよう力を入れています。勉強会と訓練には、市消防本部などの救急隊員40人が参加。模擬人形を使って分娩(ぶんべん)介助や新生児の心肺蘇生法の知識や技術を学び、妊婦の急な体調不良や救急車内での出産などの対応力を高めました。訓練に参加した加藤綾人(あやと)さんは「救急車という狭い空間での活動になるので、新生児を落とさないように注意したい」、救急係長の武井泰樹(やすき)さんは「分娩介助を経験した職員は少ないので、今回、勉強会と訓練で学んだことを現場で役立てたいと思います」とそれぞれ話しました。


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更新日:2023年12月14日