防災に関する長年の活動が評価　防災士功労賞を受賞

　大井町在住の岩井慶次（けいじ）さんが、2023年防災士功労賞個人の部を受賞し、1月9日、市長に報告に訪れました。

　同表彰は、防災士制度を推進する認定特定非営利活動法人 日本防災士機構が、防災士としての活動や社会貢献活動に関して大きな功労があった防災士を表彰するもの。毎年8程度の団体・個人を表彰しており、岩井さんは岐阜県では初めての受賞者です。岩井さんは清流の国ぎふ防災・減災センターのコーディネーターや市防災研究会会長を務め、県内の小中学校で防災教育を行ったり、市内13地区の防災計画を推進したりなど、長年の活動が評価されました。

　岩井さんは「守りの防災ではなく、攻めの防災をしていくためには自分たちに何ができるのか考えていくことが大切です。今までの取り組みを振り返り、どのような防災計画をしていくべきなのか改めて考えていきたいです」と今後について話しました。

　報告を受けて小坂市長は「防災教育などを受けて、子どもたちは地域を担う人へ成長しています。これからも市だけでなく、県の防災も引っ張ってほしいです」と話しました。