火の扱いには気を付けて　こども夜回りを実施

　1月27日、重要伝統的建造物群保存地区である岩村町本通りで、火災予防を呼びかける「こども夜回り」が行われました。

　夜回りは、1月26日の文化財防火デーに合わせて毎年行われており、市少年消防隊岩村地区の隊員6人をはじめ、市消防団岩村分団員など約30人が参加しました。

　少年消防隊員らは旧岩村振興事務所で出発式を行い、本町交差点へ移動。「出かける前にストーブを消しましょう」「寝たばこは止めましょう」などと、大きな声で呼びかけながら拍子木を打ち鳴らし、岩村町本通りを約1キロ巡回しました。本年は「文化財を地域で守りましょう」という横断幕を手に持ち、視覚的にも貴重な財産を守ることをPRしました。

　少年消防隊員の岩邑小学校6年生の後藤希（のぞみ）さんは「寒かったけど、岩村町の人たちに、寝たばこなど火の扱いに注意いてほしいと声かけができてよかったです」、迫優希奈（ゆきな）さんは「大きな声を出すのは緊張したけど、火の使い方に注意してほしいという気持ちが届いたらうれしいです」とそれぞれ話しました。