明知鉄道に乗降人数カウントシステムなどを設置

更新日:2024年02月05日

乗降可視化システム

 市では、明知鉄道の乗降情報を取得し、ダイヤ改定などを効果的・効率的に行うため、乗降者数可視化システムを鉄道車両内に設置しました。前扉を映すカメラの映像をAI画像認識システムを用いて人数データに変換し、モバイル通信でクラウドサーバーに随時送信して移動データを可視化します。従来は、切符や定期の購入などで年間乗降者数を計算していましたが、同システムにより日時や曜日、各駅の乗降客数を取得できるようになります。

 また、鉄道車両内での犯罪の抑止効果を高めることを目的に、明知鉄道全車両に防犯カメラを設置しました。車両の一番前と後ろに設置し、記録した動画データは端末に接続したUSBメモリに保存されます。乗降者数可視化システムと防犯カメラの設置は、県内初の取り組みです。

 同鉄道の渡辺康正(やすまさ)専務は「路線バスと併せて乗り換え人数を把握することで、より高い交通サービスを提供していきたい」と話しました。

 今後は、導入済みのバスの移動データとの一体的な活用により、誰もが利用しやすい新たな移動サービスを提供していきます。

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