中津川消防本部とはしご車を使った合同訓練を開催

　2月20日、21日、市消防本部訓練場で中津川市と本市の消防職員が合同で、警防活動訓練を行いました。

　両消防本部が合同で訓練を行うのは初めて。鉄筋コンクリート造の5階建ての建物の4階から火災が発生し、4階のベランダと屋内、屋上に逃げ遅れた人がいることを想定して、はしご車を活用した消火活動や救助活動を行いました。

　中津川市と本市は消防相互応援協定を結んでおり、それに基づいて高い建物を使用した訓練が行われました。訓練は中津川市消防本部に応援要請し、先に市消防隊員が現場に到着して消火活動を行っているところに中津川市消防隊員が合流。4階に取り残された救助者を市消防職員が救出し、中津川市消防隊員は、屋上に取り残された救助者2人をはしご車を使って救出しました。

　　訓練に参加した市消防本部の伊藤朝実（あさみ）さん「はしご車を活用した訓練はなかなかできないので、よい訓練ができたと思います。消火用のホースをどう設置するか、限られた人数でどう活動するか考えながら行いました」と訓練を振り返りました。中津川市消防本部の丹羽友洋（ともひろ）さんは「5階建ての建物を使った訓練はあまりないので、よい訓練になりましました。はしご車はアームを屈折させて救助を行うので、屈折した時に救助しやすいよう、はしご車を停止する位置に気を付けました」と話しました。