有給インターンシップで市役所の仕事を体験

更新日:2024年03月02日

 市では令和3年度から、市政に対する理解を深めてもらうことを目的に、恵那市役所の業務に興味を持つ大学生を対象に有給でインターンシップ生を受け入れています。今年度は15人の学生が、2月5日から29日までの約1カ月間、希望の部署を中心に期間限定の有給職員として勤務しました。

 

市民の方に優しく説明する各務さん(中)

 京都橘大学3年生の各務歩奈美(ほなみ)さんは、観光交流課やラリーまちづくり課、税務課などで勤務。2月27日は保険年金課で勤務し、職員のサポートを受けながら、マイナンバーカードの保険証利用手続きや年金手続きなどの業務を行いました。公務員を目指している各務さんは「市役所の仕事を初めて体験してとても緊張しました。笑顔でゆっくり話すように心がけました」と話しました。

発表を行うインターンシップ生
発表するインターンシップ生

 2月28日には意見発表会があり、これまでのインターンシップ期間で経験したことや感じたことを基に、自分が市長だったら実施したい施策など、恵那市が目指す未来像を一人ずつ発表しました。

 インターンシップ生は、市長や各部長らを前に緊張しながらも、

  • 雨の日に小学生が走り回って遊べる場所を作る
  • 市内にある空き家を中学生が授業で修復し、地域の活性化につなげる
  • 田植えや稲刈り体験してもらうなどして滞在型観光を活性化させる
  • 細寒天を利用したスイーツフェスやコンテストを開催する

など、市の抱える課題から考えた事業を提案しました。

 提案を全て聞いた小坂市長は「有給インターンシップでとても良い経験をしたことが伝わった。具体的でよくできており、良いアイデアばかりで、実現できそうなことがたくさんあった。実現するには市が全ての事業を行うのではなく、スポンサーや応援していくれる人などの力を借りることも大切」とアドバイスしました。そして「ぜひ市に就職し、恵那市がよくなるよう取り組んでほしい。一緒に働けることを楽しみにしています」と述べました。

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