画面いっぱいに個性が輝く、20年目のこども版画コンクール

更新日:2024年03月04日

 3月3日、20回目となった恵那市こども版画コンクールの表彰式が、中山道広重美術館で行われました。

 同コンクールは、市教育委員会と同館が主催となって毎年開催しています。「わたしの生活とふるさと」をテーマに作品を募集したところ、市内33の園や小中学校から2,294点の応募があり、172点が特別賞、奨励賞、入選に選ばれました。

 この日の表彰式では、特別賞と奨励賞の受賞者に、同コンクール実行委員会の永谷繁明委員長から表彰状と記念品が送られました。

 最優秀となる広重賞は、岩邑中学校1年生の加納佳那(かな)さんの「レトロな廊下」が受賞。「見慣れた風景を題材にしたかった」と、思い出が重なる学校の廊下を描きました。構図や天井の光、教室の表示にまで配慮した作品は、「限られた色彩や構図の中に、場の持つ空気さえ感じさせた」と高く評価されました。

最優秀賞の作品

 加納さんは「遠近法や線の太さを工夫して表現しました。クラス名が書かれた教室の表示が難しかったけど、全体的には上手くできました」と、はにかみながら話しました。

 特別賞、奨励賞、入選作品は、同館で3月17日(日曜日)まで展示されています。コンクール作品の観覧は無料です。

展示室2で展示される
展示室2で展示される
展示室2で展示される
2階廊下にも展示

この記事に関するお問い合わせ先

社会教育課 文化振興係 

〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 西庁舎4階

電話番号:0573-26-6853
ファクス:0573-26-2189