上矢作病院で防犯訓練を初実施

更新日:2024年12月10日

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12月3日、上矢作病院で恵那警察署の協力の下、合同防犯訓練が行われました。市では、令和4年度から市役所本庁舎での防犯訓練実を施していますが、上矢作病院では今回が初めて。近年、病院などの医療機関でも、患者や来訪者が暴れたり医療従事者に危害を加えたりする事例が全国で散見されることから、訓練を実施することとしました。

訓練は、不審者に扮した警察署職員が、受付で要求が通らないことに激怒し刃物を出すという設定。上矢作病院の職員は、恵那警察署生活安全課井上智之係長のレクチャーを聞きながら、刺股を使用するなどして不審者対応を学びました。

護身術の講義では、手や服をつかまれたときの対処法を聞き、つかまれた際にどのようにしたら手が離れやすいのかなどを職員同士で実践しながら学びました。

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訓練に参加した上矢作病院職員の大嶋なみさんは「マニュアルを作って有事の際に対応できるようにしたい。年に1度はこのような訓練をしたいと思った」と話し、籠橋直美(なおみ)さんは「刺股を使った訓練をやってみて、相手を抑えるためにすごく力がいることが分かった。訓練は有事の際のようなリアルさがあったので、今後、不審者対応するためのイメージに役立てたい」と気を引き締めました。

講師を務めた恵那警察署生活安全課の井上係長は「現場の人だけで不審者を捕まえるのは難しい。今日の訓練でやったことを生かしながら、少しでも危ないと思ったら躊躇せず早めに110番してほしい」と呼びかけました。

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