恵那観光大使の「くノ一・未央」が現役引退を報告

　三重県伊賀市を拠点にショーを行っている「伊賀忍者特殊軍団　阿修羅」で女忍者「くノ一・未央」として活躍していた、恵那観光大使の渡邉未央さんが、約15年間の忍者生活に区切りを付け、12月12日市役所で、市長に引退報告をしました。

これまでに海外でもショーを披露するなど、身軽さとスピードあふれる演技で観客を魅了してきた渡邉さん。「年齢を重ね、アクションを続けることが厳しくなってきた」と引退を決意しました。

　この日行われた報告会で渡邉さんは「恵那観光大使を務めながら忍者ショーをしてきて、三重県で恵那をPRすることができた。今後は、岐阜県と三重県をつなぐ活動がしたい」と話しました。

小坂市長は「非常に体力の要る仕事で、引退報告を聞いて、残念な気持ちと本市に戻られると聞いて楽しみな気持ち半々です。大変なこともあったと思います。今後も本市で、ぜひ活躍していただきたい」と労いました。

渡邉さんは今後、市内で両親が経営する会社を手伝いながら、体操教室などを行う予定です。