恵那スケート場から世界へ スピードスケートでW杯出場

市体育連盟所属のスピードスケート選手、遠藤二千翔(にちか)選手が日本代表としてワールドカップに出場することが決まり、12月19日市役所で、激励会が行われました。
遠藤選手は、11月の全日本選抜スピードスケート競技会5,000メートルで、ワールドカップ派遣標準記録を超える自己ベストタイムを記録。この記録は1万メートルでも派遣対象となり、12月15日の第92回全日本スピードスケート選手権大会で1万メートル3位となったことから、1万メートルで日本代表派遣選手団に選出されました。令和7年1月24日からカナダ・カルガリーで開催される大会に、初めて出場します。
遠藤選手は「1万メートルが行われるのはカルガリー大会だけなので、そこに向け全力を尽くしたい」と決意を述べました。さらに「長距離では特に世界のレベルが高くなっているが、夢であるオリンピックに出られるよう、気を引き締めていきたい」と話しました。
小坂市長は「世界への切符を手にされたことに、心からお祝い申し上げる。恵那はスケート場があることで、スケート人口も多い。ワールドカップ出場は、スケートをやる子どもたちの夢や希望にもなると思う」と喜び、「世界に出ると得るものも多いはず。体調を万全に整え、がんばって」と励ましました。

にこやかに歓談する

市長や議長からの激励を受ける
遠藤選手は三郷町出身。恵那スケート場には完成当時から通い、同スケート場で行われた国体で優勝するなど活躍してきました。現在は北海道帯広市を拠点に、日本代表選手などが集まるチームでトレーニングを積んでいます。
遠藤選手が出場予定の大会は、以下の通りです。
2024/2025 ISUワールドカップスピードスケート
カルガリー大会(ワールドカップ第3戦)
- 日にち 令和7年1月24日(金曜日)~1月26日(日曜日)
- 開催地 カナダ・カルガリー
遠藤選手の近年の戦績
令和4年度
- 長野市で開催された第29回全日本スピードスケート距離別選手権大会で5000メートル7位・10000メートル6位、マススタート2位。この成績により、FISUワールドユニバーシティーゲームズスピードスケート日本代表選手に選出。
- アメリカ・レークプラシッドで開催されたFISU冬季ワールドユニバーシティゲームズに日本代表として出場し、5000メートルで15位を記録した。
令和5年度
- 青森県八戸市で開催された第78回国民スポーツ大会冬季大会スケート競技で成年男子5000メートルで1位。令和4年度に続いて大会連覇。
令和6年度
- 10月25日~27日 第31回全日本スピードスケート距離別選手権大会(長野市・オリンピック記念アリーナ)
5000メートル7位、マススタートレース2位 - 11月8日~10日 2024/25 全日本選抜スピードスケート競技会帯広大会(帯広市・明治北海道十勝オーバル)
1500メートル5位、5000メートル3位(ワールドカップ派遣標準記録突破) - 11月16日~17日 2024明治北海道十勝オーバルスピードスケート競技会第3戦(帯広市・明治北海道十勝オーバル)
5000メートル2位 - 12月13日~15日 第92回全日本スピードスケート選手権大会(八戸市・YSアリーナ八戸)
5000メートル6位、10000メートル3位、マススタートレース2位
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更新日:2024年12月24日